アルコール性肝障害は、アルコールを原因として発病する生活習慣病の代表です。
毎日欠かさずお酒を嗜む方で、1日の飲酒量が、例えばビールなら大瓶3本以上、日本酒の場合は3合以上なら、生活習慣病に陥る可能性大で、肝機能は確実に低下して衰えてしまいます。
肝臓でアルコールが代謝されることは有名ですが、アルコール脱水素酵素(ADH)によって有毒のアセトアルデヒドに変化し、更にアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酢酸に代謝される、という分解過程を経ています。
肝臓で代謝可能なアルコール量にも限界があり、60キロの体重の方なら大体大瓶1本の3分の1、日本酒は3分の1合が目安だそうですから、それ以上の量を飲酒してしまうと肝機能が処理しきれなくなってしまいます。
オーバーワークになると肝臓にもかなりの負担がかかりますから、やがてアルコール性肝炎や肝硬変を発病し、やがて肝がんへと悪化していきます。
アルコール性肝炎の症状は、妙に疲れやすくなり、発熱、黄疸、腹部右側の傷みや腹水などです。万が一自覚症状がある場合、安心する為にも病院で医師に診て貰うのが一番です。
肝がんは生活習慣病の中でも特に死亡率が高い上に治療も簡単ではありませんから、普段から用心深く予防し、意識して対策していくことが大切です。
特に毎日のようにお酒を飲む習慣のある方は要注意です。もし現段階でアルコール性肝炎を発症している場合、治療の絶対条件として禁酒する必要があります。
アルコールには薬効効果も期待できますが、生活習慣病の予防の為にも無茶な飲み方は厳禁で、量を控えて嗜むことが大切です。
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